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魔の8月? とてーも長いお話


イイ話よりも悪い話のほうが多かった8月であります。


すっかりブログをさぼっておりましたところ、
よくない話が重なり意気消沈→思わぬ出来事の連続→落ちついてきたので
ブログ更新を目論むも、急にネット断絶
と、ネガティブスパイラルにはまってしまいました。

やっぱりさぼるもんじゃありませんねぇ。

・・・ってそうなのか?

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冷房もいらない
くらいの冷たい視線。




この8月に起きた、思わぬ出来事。
それは小虎さんに異変が起こったのでありました。

そこで改めて、
これまで小虎の健康に関してのカテゴリーがなかったことに気づいたりなんかして。

いえもちろん、これまで色々と心配なことはあったのですが
人間だって日によって体調不良があるように、ワンコもこれくらいの不調はあるだろう程度のもので
幸いあまり病院のお世話にもならないで過ごしてきました。

これは本当にありがたいことであります。

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心からそう思って
おりますってば
小虎っち。



さかのぼること2週間前の日曜日、小虎をなでなでしながら朝のまったりタイムを
過ごしておりましたところ、背中にけっこう大きなしこりがあることに気づきました。

前の日には気づかず、さらにその前の日はシャンプー日で、
しこりがあれば気づくはずなので、まさに突然現れたようなそのしこりに
飼い主大慌て。
もう、ああいう時って、悪いことばっかり頭をよぎりますねぇ。。。

オットとともに、一度偵察済みの病院へ。

病院大好きの小虎は、飼い主の心配をよそに大興奮。
問診、触診、レントゲンの結果、腫瘍ではないとのこと。
筋肉が炎症を起こしている、もしくは細胞が悪さして増殖して固まったものかも
とのことで、しばらく内服で様子を見ることになりました。

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なにはともあれ、
腫瘍でなくてよかった
よかった。



緊急を要するものでもなく、そんなに心配はいらないよー
と先生に言われたんでありますが、
言葉の壁もさることながら、まだその病院も2回目(1回目はフィラリアの薬を出してもらったのみ)
しこりの原因もはっきりせず、やはりちょっと不安が残る。。。。

ネットで色々調べてみるも、情報が多いというのも不安を煽られる場合が
あるもんです。
いやもう、安心材料が出てくるまで調べ続ける、なんてことになったりして(-_-)

そんなこんなで1週間、しこりはちょっとずつ小さくなっていきました。

いやはやホッとしました。
で、再診の時に、念のため細胞診もやってもらいたいんだけど
と先生に伝えたところ、その病院では細胞診はやっていないとのこと。

(゜-゜)!!!!


話には聞いていたんですけども(レントゲン設備がない病院がある、とか)
そうか、ここは細胞診はやってないのか・・・・・・
と軽くショックを受けました。

先生は、のんび~りしすぎてる?というくらいで
悪い感じは受けず、むしろ大興奮の小虎を嫌がらずに受け入れてくれて(これ重要)
距離的にも近いしいいかしら?と思っていたのですが、
細胞診で分かるはずのことまで、いきなり切って病理検査なんてことはあるまいな?
と、今後の不安材料となってしまいました。

で、オットとも相談の上、もう1つ紹介してもらっている病院へ近々行ってみよう
ということになりました。
その病院には、いずれ帰国時に書類でお世話になるところでもあったので
若干遠くとも行っておいたほうがいい、ということもありまして。

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セカンドオピニオン
は大事ですしね。




なーーんて、ちょっと余裕も出てきた飼い主だったのでありますが、
先日の土曜日の朝、今度は小虎の顔が腫れる、という出来事に襲われました。

いやはやもう、びっくりしたのなんのって。

その日、台湾に来てからほとんど出張がなくなったオットが
久々に出張で留守だった日で、
朝、小虎のトイレタイムに起きてみると、なんだか小虎の顔がおかしいじゃありませんか。
いえ、歯が出てるとかじゃなくてね。(それはいつも)

顔、とくに口元のタルタル部分が赤くなって熱も持っていて、しかもなんだか分厚い。
遠目から見ても、なんか分厚い。
近くで見てみると、目のまわりも赤いし、分厚くなってるところはちょっと硬くなってる・・・・・

小虎自身は、その時点で痒がるとか痛がるとかそういうこともなく
ただなんとな~くボヤーンとしてるわけです。
半分寝ぼけ眼だった飼い主、完全に目が覚め、
それを通り越して脈拍が上がりまくり・・・バグバクバク

前日、留守番中にフードを吐いた形跡があり、
もしかしてあれも関係あるのかも?と考えたら、さらに心拍数急上昇。

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ワンコも、顔が腫れると
犬相変わります・・・・



かかりつけの病院へ朝イチで診察に行くための準備をし、念のためもうひとつの病院にも
予約を入れ、出張先のオットにも連絡をし(オットはオットで魔の出張だったらしい)
バタバタとしている飼い主を、
顔の腫れた小虎が、「ご飯もらってませんけど?」という目でじーーっと見ておりました。


いつもの先生は、再診からそう経っていないのにワタシがやってきたので
ちょっと驚いたようでしたが、小虎の顔を見て、
「これは急性アレルギーだねぇ」「昨日何食べたのーー?」と、
小虎の熱烈アタックをばしばし受けながら言いました。


顔の腫れの原因で考えられることのいくつかと、
前日の嘔吐もたぶんこのアレルギーのせいであることなどを
あれこれ筆談を交えつつ聞き、
これから打つ注射の成分と、処方される薬の名前、
プラス現在内服している薬の名前も全部書いてもらいました。

書いてもらわないと分からないことが多い、というのはなんともストレスになりますが
でも、同じ漢字の国でよかったなーーとも思ったりしました。
だってロシア文字とかじゃ分かりませんもんねぇ。。。

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ロシアに住むことは
ないと思いますけども・・・




一度家に戻って少し休憩した後、今度はもう一つの病院へ。
しこりができていること、顔が腫れたこと、すでに通院していて
今日もすでに注射を打っていること、さらに現在飲んでいる薬の成分などを伝え、
立て続けに不調になっていて心配なので、別の先生の意見を聞きたくて来たことを言うと
とても感じのよい受付のおねーさんが迎えてくれました。

こちらの病院でも、小虎っちは大興奮で大暴れ(泣)
にも関わらず、助手のおねーさんも先生も素晴らしく優しく迎えてくれ(号泣)

顔の腫れについては、最初の病院と同じ見解だということ、
疑わしい原因についてもほぼ同じ内容で、ひとまず安心、納得。

で、しこりについては、レントゲンは撮ったか?細胞診は??と質問を受け
細胞診はやってないと言うと、今日やっておきますか?と聞かれ
これ幸い!!とばかりにお願いしました。

細胞診の結果は5分くらいで出るので、ちょっと待っている間、
助手のおねーさんが小虎の相手をしてくれました。
大喜びの小虎は、診察室にいた全員に小虎ヨダレを飛ばしまくる始末・・・・あああ。

診断結果(顕微鏡からモニターに映して見せてもらいながら)は、
やはり球体細胞が増殖していること、もうひとつ別の細胞のまわりにその球体が
くっついて大きくなっていること、などを
これまた筆談を交えて説明してもらいました。

今飲んでいる薬で、球体が減ってしこりも小さくなると思うけれど、
その別の細胞があるかぎり、またしこりができるかもしれず、
その時は、手術でその細胞を取ることも検討したほうがいい、とのことでした。

この診断も、前の病院とだいたい一致していますが、やはり細胞診をしてもらって
言われるのとでは、信頼度が全然違います。

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その信頼感から、
「別の細胞」の名前を
ど忘れしとるんですが・・・・




こうして2週間の間に3回も病院に駆け込むことになると
つくづく健康ってありがたい・・・・と痛感します。


と、久々の更新がなんだかとても長い話になってしまいました。

で、顔の腫れた小虎はといいますと、
注射が効いたようで、その日の夜には腫れも引きました。

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元通りのサイズです。




今思い出すと、あの腫れた顔、ちょっと笑えて可愛かったなーー
などと、のど元過ぎればなんとやらなことを考える飼い主だったりして。へへへへ

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元通り、イケメンブヒです。





・・・・・それはどうかなあ??


しこりの方も、あともう一踏ん張り。
念を送って撃退中。

魔の8月も、あとちょっとーーー!
by mhoi28 | 2008-08-27 00:52 | 小虎と健康