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とーくとーーく離れても


昨日、1月23日はコタ(シーズー、♂、享年17歳)の3回忌。

3回忌!
もうそんなに経つのかーーとしみじみしみじみ。
ついこの間のような気がします。
ついこの間まで、コタがいたような気もします。

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母とワタシの
お気に入りの一枚。




たぶん、あんまり車は得意じゃなかったと思うのだけど、
こうして窓から外を見るのは好きだったようで(っていうか酔い止め??・笑)

うしろから母が、コタの安全ベルト役をしながら
こうしていつまでーも外を見てましたっけ。




コタは本当に箱入りムスコで、

よその犬は全くダメ、よその人に愛想がいいのは最初だけ
散歩に関してはわが道をゆく、決して余所見はせず。
抱っこは母の抱っこのみ可、あとはほとんどお付き合い。

ひとりの時間を持ちたがるくせに、いつの間にか人が寝ている上に乗って
下敷きになっている人間にうーんうーんと悪夢を見させる。

けっこう神経質で、ペットホテルに初めて預けた時、帰ってきたら1週間も
具合が悪くなり、それ以来コタをよそに預けることはできなくなったのでした。

それでも物分りはいいほうで、シャンプーやらカットやら病院やらは
じーーっと耐えるタイプ。

いってみれば、小虎とはまった逆のタイプでした。
・・・列挙してみて、ほんとに全然違うタイプだと再認識(笑)。

そんなコタ、わが父との距離は本当に可笑しいほど微妙な距離がありました。

父はそんなにワンコ好きではないし、
きっと飼うなら室内小型犬タイプではなく、賢い柴犬やラブ、ゴールデンなんかを
連れて歩くようなイメージ(あくまでもイメージ)。

コタに対しても、ジャイアンのようにノビ太にちょっかいをかけているイメージ(あくまでもイメージ)。

それなのに、父が帰宅すると、コタは律儀に父を出迎えに行くし
脱走して発見され、連れ帰りにきたのが父と分かると、
それまで入ったこともないケージに入って自ら反省、などなど
父とコタだけの可笑しい思い出もいっぱいあります。

とーくとーーく離れても_a0057527_1735949.jpgコタが亡くなって、しばらくして
この本(マンガ)の存在を知りました。

ブルドッグという犬種の可笑しさ、可愛らしさ
だけじゃなく、
犬がいる生活の中にある、ささやかだけど
確実にある喜怒哀楽が
たくさんつまっている本。

この本を読むと、コタを想います。

で、必ず読み終わって号泣。
オットに呆れられても号泣。
何度読んでも号泣(笑)。

この本を読むと、
家族それぞれにワンコとの関係があって、それぞれに思い出があるんだなーと
あらためて思ったりします。

そして今日は、わが父の誕生日。

とーーくに離れていても
家族の誕生日やコタの命日、もちろんばーちゃんの命日にも
おめでとうやらありがとうを、たくさん思います。

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ほーら、
いっぱいイイことが
ありそうな感じ
でしょ?


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それともやっぱり
こっちがいいかな??


といっても、実物はありません。写真だけでーす。
写真だけで、お誕生日おめでとうのキモチを表してみましたっ。

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小虎からもお祝いを、
と思ったら
ジェームスにだけ働かせて
ぐうすか寝ておりました。



父ちゃん、いつまでもお元気でー
ボケ防止に、ちゃんと脳トレしてねーー

ちなみにうちのオット、脳内年齢は父の実年齢とほぼ一緒でーす。いひひ。
by mhoi28 | 2007-01-24 18:05 | コタの記憶