2007年 01月 24日
とーくとーーく離れても
昨日、1月23日はコタ(シーズー、♂、享年17歳)の3回忌。
3回忌!
もうそんなに経つのかーーとしみじみしみじみ。
ついこの間のような気がします。
ついこの間まで、コタがいたような気もします。
母とワタシの
お気に入りの一枚。
たぶん、あんまり車は得意じゃなかったと思うのだけど、
こうして窓から外を見るのは好きだったようで(っていうか酔い止め??・笑)
うしろから母が、コタの安全ベルト役をしながら
こうしていつまでーも外を見てましたっけ。
コタは本当に箱入りムスコで、
よその犬は全くダメ、よその人に愛想がいいのは最初だけ
散歩に関してはわが道をゆく、決して余所見はせず。
抱っこは母の抱っこのみ可、あとはほとんどお付き合い。
ひとりの時間を持ちたがるくせに、いつの間にか人が寝ている上に乗って
下敷きになっている人間にうーんうーんと悪夢を見させる。
けっこう神経質で、ペットホテルに初めて預けた時、帰ってきたら1週間も
具合が悪くなり、それ以来コタをよそに預けることはできなくなったのでした。
それでも物分りはいいほうで、シャンプーやらカットやら病院やらは
じーーっと耐えるタイプ。
いってみれば、小虎とはまった逆のタイプでした。
・・・列挙してみて、ほんとに全然違うタイプだと再認識(笑)。
そんなコタ、わが父との距離は本当に可笑しいほど微妙な距離がありました。
父はそんなにワンコ好きではないし、
きっと飼うなら室内小型犬タイプではなく、賢い柴犬やラブ、ゴールデンなんかを
連れて歩くようなイメージ(あくまでもイメージ)。
コタに対しても、ジャイアンのようにノビ太にちょっかいをかけているイメージ(あくまでもイメージ)。
それなのに、父が帰宅すると、コタは律儀に父を出迎えに行くし
脱走して発見され、連れ帰りにきたのが父と分かると、
それまで入ったこともないケージに入って自ら反省、などなど
父とコタだけの可笑しい思い出もいっぱいあります。
コタが亡くなって、しばらくして
この本(マンガ)の存在を知りました。
ブルドッグという犬種の可笑しさ、可愛らしさ
だけじゃなく、
犬がいる生活の中にある、ささやかだけど
確実にある喜怒哀楽が
たくさんつまっている本。
この本を読むと、コタを想います。
で、必ず読み終わって号泣。
オットに呆れられても号泣。
何度読んでも号泣(笑)。
この本を読むと、
家族それぞれにワンコとの関係があって、それぞれに思い出があるんだなーと
あらためて思ったりします。
そして今日は、わが父の誕生日。
とーーくに離れていても
家族の誕生日やコタの命日、もちろんばーちゃんの命日にも
おめでとうやらありがとうを、たくさん思います。
ほーら、
いっぱいイイことが
ありそうな感じ
でしょ?
それともやっぱり
こっちがいいかな??
といっても、実物はありません。写真だけでーす。
写真だけで、お誕生日おめでとうのキモチを表してみましたっ。
小虎からもお祝いを、
と思ったら
ジェームスにだけ働かせて
ぐうすか寝ておりました。
父ちゃん、いつまでもお元気でー
ボケ防止に、ちゃんと脳トレしてねーー
ちなみにうちのオット、脳内年齢は父の実年齢とほぼ一緒でーす。いひひ。
by mhoi28
| 2007-01-24 18:05
| コタの記憶