そのとき

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地震の多い国にいるかぎり、
のがれられないんだろう。

そうわかってはいても、
いざ自然の脅威を目の当たりにすると
なすすべのなさに、呆然とする。

神戸の時の、あの気持ちを思い出す。
TVから流れる死者の名前が、時間を
おうごとに増えていく、あの絶望感。

地震があったとき、仕事をしていた。
その時、瞬時に思い出したのは、家にひとりでいる小虎のこと。
長く大きく揺れている間、小虎を助けに行かなくちゃ助けに行かなくちゃ
とばっかり思っていた。
電話はあっというまに繋がらなくなり、電車も止まった。

家に帰ると、小虎はいつも通りに迎えてくれた。
でも部屋の惨状を見て、きっと怖かったに違いないと思う。
地震があった瞬間は、怖かっただろうなあと。

でも、小虎はいつだって、同じテンションで私を迎えてくれる。
それがどれだけ私の心を救ってくれるだろう。
今私のそばには、わりと冷静に物事を捉えて発言してくれる人が多くてとても助かる。

人なんて、自然を前にしたらこんなにも無力だ。
でも全てを流されても、生きぬこうとしている人たちがたくさんいる。

たくさんの情報がある。確かに混乱もするし翻弄もされる。
でもその中で、正しい知識を得ること。
つらくて目をそらしたくなる光景が、TVから流されるけれど、そこから目をそらさないでおこう。
被災地の人たちの現実から目をそらさないでいよう。

これは自分の国で確かに起きている現実なのだ。

だいじょうぶ  って言ってくれてありがとう。
ほんとうに。



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by mhoi28 | 2011-03-16 22:48 | はまメモ