2008年 08月 27日
魔の8月? とてーも長いお話
イイ話よりも悪い話のほうが多かった8月であります。
すっかりブログをさぼっておりましたところ、
よくない話が重なり意気消沈→思わぬ出来事の連続→落ちついてきたので
ブログ更新を目論むも、急にネット断絶
と、ネガティブスパイラルにはまってしまいました。
やっぱりさぼるもんじゃありませんねぇ。
・・・ってそうなのか?
冷房もいらない
くらいの冷たい視線。
この8月に起きた、思わぬ出来事。
それは小虎さんに異変が起こったのでありました。
そこで改めて、
これまで小虎の健康に関してのカテゴリーがなかったことに気づいたりなんかして。
いえもちろん、これまで色々と心配なことはあったのですが
人間だって日によって体調不良があるように、ワンコもこれくらいの不調はあるだろう程度のもので
幸いあまり病院のお世話にもならないで過ごしてきました。
これは本当にありがたいことであります。
心からそう思って
おりますってば
小虎っち。
さかのぼること2週間前の日曜日、小虎をなでなでしながら朝のまったりタイムを
過ごしておりましたところ、背中にけっこう大きなしこりがあることに気づきました。
前の日には気づかず、さらにその前の日はシャンプー日で、
しこりがあれば気づくはずなので、まさに突然現れたようなそのしこりに
飼い主大慌て。
もう、ああいう時って、悪いことばっかり頭をよぎりますねぇ。。。
オットとともに、一度偵察済みの病院へ。
病院大好きの小虎は、飼い主の心配をよそに大興奮。
問診、触診、レントゲンの結果、腫瘍ではないとのこと。
筋肉が炎症を起こしている、もしくは細胞が悪さして増殖して固まったものかも
とのことで、しばらく内服で様子を見ることになりました。
なにはともあれ、
腫瘍でなくてよかった
よかった。
緊急を要するものでもなく、そんなに心配はいらないよー
と先生に言われたんでありますが、
言葉の壁もさることながら、まだその病院も2回目(1回目はフィラリアの薬を出してもらったのみ)
しこりの原因もはっきりせず、やはりちょっと不安が残る。。。。
ネットで色々調べてみるも、情報が多いというのも不安を煽られる場合が
あるもんです。
いやもう、安心材料が出てくるまで調べ続ける、なんてことになったりして(-_-)
そんなこんなで1週間、しこりはちょっとずつ小さくなっていきました。
いやはやホッとしました。
で、再診の時に、念のため細胞診もやってもらいたいんだけど
と先生に伝えたところ、その病院では細胞診はやっていないとのこと。
(゜-゜)!!!!
話には聞いていたんですけども(レントゲン設備がない病院がある、とか)
そうか、ここは細胞診はやってないのか・・・・・・
と軽くショックを受けました。
先生は、のんび~りしすぎてる?というくらいで
悪い感じは受けず、むしろ大興奮の小虎を嫌がらずに受け入れてくれて(これ重要)
距離的にも近いしいいかしら?と思っていたのですが、
細胞診で分かるはずのことまで、いきなり切って病理検査なんてことはあるまいな?
と、今後の不安材料となってしまいました。
で、オットとも相談の上、もう1つ紹介してもらっている病院へ近々行ってみよう
ということになりました。
その病院には、いずれ帰国時に書類でお世話になるところでもあったので
若干遠くとも行っておいたほうがいい、ということもありまして。
セカンドオピニオン
は大事ですしね。
なーーんて、ちょっと余裕も出てきた飼い主だったのでありますが、
先日の土曜日の朝、今度は小虎の顔が腫れる、という出来事に襲われました。
いやはやもう、びっくりしたのなんのって。
その日、台湾に来てからほとんど出張がなくなったオットが
久々に出張で留守だった日で、
朝、小虎のトイレタイムに起きてみると、なんだか小虎の顔がおかしいじゃありませんか。
いえ、歯が出てるとかじゃなくてね。(それはいつも)
顔、とくに口元のタルタル部分が赤くなって熱も持っていて、しかもなんだか分厚い。
遠目から見ても、なんか分厚い。
近くで見てみると、目のまわりも赤いし、分厚くなってるところはちょっと硬くなってる・・・・・
小虎自身は、その時点で痒がるとか痛がるとかそういうこともなく
ただなんとな~くボヤーンとしてるわけです。
半分寝ぼけ眼だった飼い主、完全に目が覚め、
それを通り越して脈拍が上がりまくり・・・バグバクバク
前日、留守番中にフードを吐いた形跡があり、
もしかしてあれも関係あるのかも?と考えたら、さらに心拍数急上昇。
ワンコも、顔が腫れると
犬相変わります・・・・
かかりつけの病院へ朝イチで診察に行くための準備をし、念のためもうひとつの病院にも
予約を入れ、出張先のオットにも連絡をし(オットはオットで魔の出張だったらしい)
バタバタとしている飼い主を、
顔の腫れた小虎が、「ご飯もらってませんけど?」という目でじーーっと見ておりました。
いつもの先生は、再診からそう経っていないのにワタシがやってきたので
ちょっと驚いたようでしたが、小虎の顔を見て、
「これは急性アレルギーだねぇ」「昨日何食べたのーー?」と、
小虎の熱烈アタックをばしばし受けながら言いました。
顔の腫れの原因で考えられることのいくつかと、
前日の嘔吐もたぶんこのアレルギーのせいであることなどを
あれこれ筆談を交えつつ聞き、
これから打つ注射の成分と、処方される薬の名前、
プラス現在内服している薬の名前も全部書いてもらいました。
書いてもらわないと分からないことが多い、というのはなんともストレスになりますが
でも、同じ漢字の国でよかったなーーとも思ったりしました。
だってロシア文字とかじゃ分かりませんもんねぇ。。。
ロシアに住むことは
ないと思いますけども・・・
一度家に戻って少し休憩した後、今度はもう一つの病院へ。
しこりができていること、顔が腫れたこと、すでに通院していて
今日もすでに注射を打っていること、さらに現在飲んでいる薬の成分などを伝え、
立て続けに不調になっていて心配なので、別の先生の意見を聞きたくて来たことを言うと
とても感じのよい受付のおねーさんが迎えてくれました。
こちらの病院でも、小虎っちは大興奮で大暴れ(泣)
にも関わらず、助手のおねーさんも先生も素晴らしく優しく迎えてくれ(号泣)
顔の腫れについては、最初の病院と同じ見解だということ、
疑わしい原因についてもほぼ同じ内容で、ひとまず安心、納得。
で、しこりについては、レントゲンは撮ったか?細胞診は??と質問を受け
細胞診はやってないと言うと、今日やっておきますか?と聞かれ
これ幸い!!とばかりにお願いしました。
細胞診の結果は5分くらいで出るので、ちょっと待っている間、
助手のおねーさんが小虎の相手をしてくれました。
大喜びの小虎は、診察室にいた全員に小虎ヨダレを飛ばしまくる始末・・・・あああ。
診断結果(顕微鏡からモニターに映して見せてもらいながら)は、
やはり球体細胞が増殖していること、もうひとつ別の細胞のまわりにその球体が
くっついて大きくなっていること、などを
これまた筆談を交えて説明してもらいました。
今飲んでいる薬で、球体が減ってしこりも小さくなると思うけれど、
その別の細胞があるかぎり、またしこりができるかもしれず、
その時は、手術でその細胞を取ることも検討したほうがいい、とのことでした。
この診断も、前の病院とだいたい一致していますが、やはり細胞診をしてもらって
言われるのとでは、信頼度が全然違います。
その信頼感から、
「別の細胞」の名前を
ど忘れしとるんですが・・・・
こうして2週間の間に3回も病院に駆け込むことになると
つくづく健康ってありがたい・・・・と痛感します。
と、久々の更新がなんだかとても長い話になってしまいました。
で、顔の腫れた小虎はといいますと、
注射が効いたようで、その日の夜には腫れも引きました。
元通りのサイズです。
今思い出すと、あの腫れた顔、ちょっと笑えて可愛かったなーー
などと、のど元過ぎればなんとやらなことを考える飼い主だったりして。へへへへ
元通り、イケメンブヒです。
・・・・・それはどうかなあ??
しこりの方も、あともう一踏ん張り。
念を送って撃退中。
魔の8月も、あとちょっとーーー!
by mhoi28
| 2008-08-27 00:52
| 小虎と健康